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まるで何事もなかったかのような仙台市内。
多少街が暗いのは今の東京とて変わらない。

本当にここが震災地なのかと思うくらい人々は
いつものように活動している。
どちらかと言えば活気があるようにも見えた。
こういった元気な仙台市内の方が、
ニュースには流れないのかもしれない。

しかし仙台市内から車を30分ほど走らせ、土盛された高速道路を
くぐると景色は一変した。
絶望ではなく希望を感じた仙台_a0005476_123188.jpg

家屋は倒壊し、スクラップされたような車がいたるところに
転がっていた。
絶望ではなく希望を感じた仙台_a0005476_124748.jpg


この高速道路の向こう側とこちら側。

たったそれだけであまりにも違う世界。


一緒にいったメンバーも誰一人しゃべらなくなった。

無言のまま、車から降りてひたすらシャッターを押した。
写真を撮るたびに大きなストレスを感じた。
もう撮りたくなかった。

土台だけが広がる海岸沿い。
ここにはたくさんの家があったのだろうという想像しかできない。
絶望ではなく希望を感じた仙台_a0005476_143385.jpg

ニュースで見てわかっていたつもりでいたけれど
目の前に広がる現実に心が握りつぶされそうだった。


今回の目的は、滋賀の長浜の小学生が手作りで作った
風鈴とメッセージを仙台の被災した小学生に届けるということ。
それが我々の今回のミッション。

それができたことで我々も救われた気がする。

ただ被災地を見るだけで帰っていたら我々も絶望感という
波にのまれていたかもしれない。


実際に小学生にあって、一人一人に風鈴を手渡せたこと
そして、子供たちの顔が見れたこと。
決して皆が笑顔ではなかったけれど、
いつか笑顔になってくれると信じて。
絶望ではなく希望を感じた仙台_a0005476_165995.jpg


そして、全国から集まったたくさんの文房具・・・
ありがたいことですがという前置きの後、一人の子どもに対して
鉛筆が100本以上あって、逆にありがたみが分からないと困るので
子供たちにはすべての文房具を見せていないのです、という教頭先生。

本当に欲しい物がなく、同じようなものばかりが集まってしまうという
支援物資を送ることの難しさを知ると同時に一人の子どもに対して
鉛筆100本分の愛と親切が全国から届いているんだな
ということも実感しました。


今回の震災でたくさんの方がなくなったことももちろん知っています。
たくさんの人が家をなくしたことも分かっています。

いろんな課題が山積みだということも聞かされました。

でもこれからこの街がどう変わっていくのか
僕はとても興味があります。

10年後もこのままってことは絶対にないはずです。
来月開催される七夕祭りもきっと盛り上がることでしょう。

たくさんの悲しみの上に希望を重ねて
さらに大きな街になっていくんだろうなと思います。

仙台だけでなく、福島や岩手を含めた東北という地域が
どうこれから変わっていくのか・・・
自分にできる範囲で支援をさせていただきながら
ゆっくりと見守っていきたいと思います。
絶望ではなく希望を感じた仙台_a0005476_1105576.jpg

風鈴を渡した子供たちが大人になる頃
どんな街にそしてどんな日本になっているんだろう。

そんなことをふと考えてみた・・・。
# by bbfry | 2011-07-28 01:14 | HitoriGoto
いろんな方のサポートもあり、この度弊社は「経営革新企業」として
滋賀県から承認をいただきました。

今後5年間の経営計画を県庁までいってプレゼンをし
提出書類とともに県から「いいね!」をいただいたような感じです。
Facebookではありませんが(笑)

県内の銀行、商工会議所には一斉通達がいったようで
その日のうちにメインバンクと地元商工会からお祝いの
一言をいただきました。

今後ますますの努力を重ね、たくさんの方からありがとう!
と言われる会社になりたいと思っています。
経営革新企業として認定をいただきました!_a0005476_1643661.jpg

# by bbfry | 2011-06-27 16:05 | Business
7月中旬にはオープンするであろうカフェ539(ゴサク)

レトロな家具に癒されていつまでもここに居たいと思える
まだオープン前の店内。
2階に車があるカフェ 539  (野洲)_a0005476_1224243.jpg

2階あがるとまるでおもちゃ箱から出てきたような車がポツン。
この車の中もカフェにしたいという・・・。それはいい!
2階に車があるカフェ 539  (野洲)_a0005476_123255.jpg

昨日はオーナーであるドラちゃんと二人でランチ会。
2階に車があるカフェ 539  (野洲)_a0005476_1231454.jpg

頑張ってる人は普通の人の何倍もの速度で走ってる。
だから、楽しいことも悲しいことも苦しいことも・・・何倍も
いろんなことが押し寄せるんだね。

でも大丈夫、きっとうまくいく。

だって支えてくれる仲間がいるんだから。
# by bbfry | 2011-06-20 01:25 | Cafe
2009年の始めころ、まだ僕が起業して間もない頃に舞い込んできた
彦根のとある介護福祉施設からWEB製作の依頼。

ずっとペンディングになったまま・・・ようやく動き出したのが
2010年も終わろうとしていた頃だった。

ちょうどその年に入社した女性スタッフM。

今までこの業界にいたこともなく、スキルもまったくなく
気合だけは十分という彼女。

WEBデザイナーと名乗るには果てしない努力が必要と
次々と目の前に課題を積み上げていった日々。
その課題をまた気合いだけでクリアしていく。

そんな環境でほぼ1年・・・

そろそろWEBデザインを任せてみようと
初めて彼女に任せた大きな仕事だった。

そして120%の力を発揮してもらおうと大きな目標を掲げた。
正月に朝礼で皆に伝えた「滋賀WEB大賞とるぞ」宣言。

そこにまた新しく入ったスタッフIのプログラミング力と
映像はまかせろーの外部スタッフVの強力なサポートにより
今回のWEBは完成した。


正直、特別すごい技術は使っていない。

しかし、限られた予算の中でやれることはやりきったと思う。


よく見られる介護福祉施設の典型パターンは
充実した施設案内と安心安全のアピール。

でもみんなでよく考えてみた。

もし自分たちの大切な人を介護施設に預けなければ
ならなくなったらどうする?って・・・。

施設がきれいならそれでいいの?
安心安全って何?

いろんな議論をしながら最終結論はやっぱり人だと。

どんな人がそこにいて、どんなことをしていて
入ってる人は楽しいと思ってるの?ということ。

それを伝えるためには入居者の楽しそうな顔をいっぱい出していこう!
そして写真だけでなく映像が必要だということ。

この無機質なテクノロジーで、温かさを伝える努力をしてみようと。

しかし、そう簡単ではなかった。
入居されている方のほとんどは認知症。
家族の了解が得られなければ顔出しはできない。

施設の人に協力してもらいながらの確認作業。

やっと出来上がったデザインや映像も後から出される
ご家族のNGにまた作り直しや映像の撮り直し・・・。

でもそれでも皆がんばってこれたのは
今年の始めに掲げたあの目標があったから。

そんな今までのことがあり・・・

「滋賀WEB大賞2011 地域貢献部門での最優秀賞受賞」



この賞にどれほどの価値があるか
それはさほど重要なことではない。

人の決めた価値などたいしたことはない。


大切なのは、ひとつの目標にみんなで向かって
努力してそれが目の前で叶ったという事実。
それは賞よりもずっと大切なこと。


これでやっとスタートラインに立った。

これからこんなことが次々と起こると思う。
そして気がつけばきっとすごいことになってると思うよ。

さぁ次の1歩はどこに踏み出そうか。

またワクワクする明日がやってくる・・・。


★滋賀WEB大賞2011 
   地域貢献部門  最優秀賞受賞作品

特定非営利活動法人 ホームスイートホーム
滋賀県彦根市・愛荘町の老人介護施設
デイサービス・グループホーム・託児所

滋賀WEB大賞2011で最優秀賞をいただいたWEB公開_a0005476_14262423.jpg


滋賀県の介護施設のウェブサイトが完成しました。テーマは「笑顔」
# by bbfry | 2011-06-11 14:48 | Business
何事もバランスが大事...

人と人の付き合いの中では常に謙虚でいようと思う。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

僕の心の奥のほうに常においておきたいこの言葉。
誰の言葉か知らないけれど、日本人らしいといえばらしい。


でも会社の代表ともなれば、ときに傲慢でなければならないときも・・・。
自分がルールだと言い放つくらいの自信過剰が必要だと思う。
謙虚な気持ちで傲慢なフリが理想かな(笑)


いいことをしたらちょっと悪いことをしよう。
罪悪感を感じたらちょっといいことをしよう。

人生はすべてバランス。

だからいい人にはなりたくない。
周りにちょっと迷惑もかけていこう。

その分どっかでいいことすればいいんだから。
だって人に迷惑かけない生き方なんてつまんないだろ?
なんてね・・・。
# by bbfry | 2011-05-30 23:53 | HitoriGoto

東京と滋賀を行ったり来たり、どこに住むかより毎日旅をしたらいいじゃない。


by nini