雲の上で思うことは

沖縄に向かう飛行機の中、12000m上空でふと思う。

雲を抜けて青い空から見下ろす世界にサヨウナラ。

ちょうど今、永遠のゼロという小説を読んでいる。タイトルのゼロとは戦時中の日本の戦闘機ゼロ戦のゼロ。

今時のニートの若者が若くして亡くなった自分の祖父のことを知るために旅に出ることから始まる物語。

当時の戦友から次々と知らされる祖父の知らない過去。

ふと思ったのはそんなこと…。

ロクに訓練もせずに行きの燃料だけで飛ばされる、『当時の今時の若者』

どんな気持ちで空を飛んだのだろう。

日本のために…
自分の命を差し出したカミカゼ特攻隊。

もちろん皆が志願したわけでもないだろう。でもそこで手をあげたものが勇者と認められた時代。

生まれた時代が悪かった。

それで片付けられることでもないだけれど。

現代において、イスラムの自爆テロと当時の日本のカミカゼ特攻隊との違いは何なのか。

自爆テロのニュースを見るたびに、なぜそんなに命を粗末にするのだろうかと。

しかし、60年前の日本のメディアならこういったテロをどう扱ったのだろうか。

視点が違うだけで物事はまったく違うものに見えるのだろう。
今の自分の立ち位置から見た世界。自分の知っている出来事。

もっともわかっていなければいけないこと…。
それは、今の自分から見えているものはほんの少しの横顔なのだということを。

そうこうしてるうちに沖縄に着いた。
ゆっくり考えてる暇もない。
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by bbfry | 2013-02-03 08:14 | HitoriGoto

東京と滋賀を行ったり来たり、どこに住むかより毎日旅をしたらいいじゃない。


by nini